布団乾燥機を使用する人は年々増えています。
ダニ退治機能付き布団乾燥機を使った後に、掃除機をかける必要があるのか疑問をお持ちではないでしょうか?
本記事では、布団乾燥機で効果的にダニ退治する方法やおすすめ商品を詳しくご紹介します。
布団乾燥機でのダニ退治に掃除機は不可欠
布団乾燥機でダニ退治した布団には、死骸やフンが残っています。
したがって、ダニ退治をした後は、必ず掃除機でこれらを除去しなければなりません。
就寝中に、ダニの死骸やフンを吸い込んでしまうと気管支炎(ぜんそく)、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など様々な病気を発症するリスクが高まります。
掃除機をかけるポイント
掃除機をかけるポイントは、ダニの死骸をしっかり吸い取るために、ゆっくり何度も往復させることです。
そのためには、布団を叩いてダニを表面に浮き上がらせて吸引力の高い掃除機で吸い取らなければなりません。
一般の掃除機を使用する場合には、布団掃除専用のノズルを取り付けて使用すると良いでしょう。
また、汚れた掃除機を使用していると、かえってダニやアレルゲンを広げることになりかねません。
掃除機自体も定期的に清掃やフィルターを交換し、吸引力を維持しておくことが大切です。
布団専用掃除機がおすすめ
ダニ退治に使用する掃除機は、布団に特化した専用掃除機がおすすめです。一般の掃除機との違いは、ヘッド部分に振動パッドを搭載していたり、UV除菌機能が付いたり、効率的にダニを取り除ける機能が備わっていることです。
吸引しながら叩くため、ダニやホコリを布団の表面に浮き上がらせて吸い取ることができます。
ただし、ダニやホコリは目に見えないため確認できません。
センサーを搭載しているタイプなら、ランプの色でダニやちりの量を教えてくれます。
「多い」「少ない」「きれい」がランプの色で分かるので便利です。
また、ダストボックスは水洗いできるため、常に衛生的に使用できます。
※画像の布団専用掃除機はアイリスオーヤマの超吸引ふとんクリーナー (IC-FAC2)です。
ダニ退治に効果的な布団乾燥機の選び方
布団乾燥機は「マットあり」タイプと「マットなし」タイプの2種類に分かれます。
ダニ退治に効果的なのは「マットあり」タイプです。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
「マットあり」タイプ
マットありは、敷布団と掛け布団の間にマットを入れて使用します。
温風で膨らんだマットが布団全体に行き渡る仕組みです。
温風が布団全体に均一に広がるため、ダニ退治に効果的なだけでなく、冬場に布団の足元が冷たいということがありません。
ただし、マットを広げてセットしたり、使用後はマットをたたんで収納したり、手間がかかります。
「マットなし」タイプ
マットなしは、敷布団の上にホースを伸ばして、掛け布団をかぶせてスタートボタンを押すだけです。
マットがなくてもホースから布団の間に温風が送り込まれます。
手軽に使えるため「マットなし」タイプが主流になってきましたが、布団のすみずみまで温風が行き渡らないデメリットがあります。
ダニモード搭載のアイリスオーヤマのハイパワーツインノズル布団乾燥機
ダニモード搭載のアイリスオーヤマのハイパワーツインノズル布団乾燥機は、「マットあり」タイプと「マットなし」タイプ、両方のメリットを兼ね備えています。
寝る前の布団の温めや夏場に布団をカラッと乾燥したいときには「マットなし」で使用可能です。
しっかりダニ退治したい時には、付属のダニ撃退ふとん乾燥袋に布団を入れてホースを挿し、「ダニモード」を選択します。
1回80分でのダニの死滅が可能です。
また、温度が上がりすぎると自動で運転を停止する機能が付いています。
※画像の布団乾燥機はアイリスオーヤマのハイパワーツインノズル ( KFK-401)です。
布団に潜むダニを99%退治
ご紹介したダニモードを搭載したハイパワーツインノズル布団乾燥機は、第三者機関試験において布団に潜むダニを99%死滅したことが実証されています。
ふとん内6か所にダニ入り小袋を配置し、ダニモードで運転した時のダニ生存数を顕微鏡で観察した結果のデータです。
50℃以上の熱を30分以上あてることでダニを撃退し、袋で布団を密閉してダニが逃げるのを防いでいます。
布団乾燥機でダニを退治して、快適な眠りを!
布団に潜むダニは、主にホコリダニという種類の微小な節足動物です。
布団の中は温かく湿度も高いため、ダニにとって理想的な環境といえます。
ダニは50℃以上の高温が30分以上続かないと死滅しないため、天日干しでは死滅しません。
清潔な寝具環境を維持することが、健康的な睡眠をサポートする重要なポイントです。
ダニ退治機能付きの布団乾燥機を使用した後は、掃除機をかけて死骸やフンをしっかり取り除くことが大切になります。
布団乾燥機を上手に活用して、良質な睡眠を手に入れてください。
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